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『ヴィヴィアン』は、1987年9月27日から1994年3月27日まで中京テレビで放送されていた情報番組・恋愛バラエティ番組である。放送時間は毎週日曜 22:30 - 23:24 (日本標準時)。 == 概要 == OL層をターゲットに毎回様々な生活情報を発信していた番組で〔この事は、初回放送日当日の中日新聞テレビ欄に掲載の番組解説に明記されている。また、同年10月4日付のテレビ欄に掲載の番組宣伝広告にも「OLのステイタスTV」という謳い文句が書かれている。〕、毎回の企画のテーマには買い物・グルメ・恋愛・新婚生活といったOL層の興味を引きやすいものを選んでいた。また、視聴者から取ったアンケートの集計結果を基に企画を進めていくことも多かった。番組タイトルは、「ヴィヴィッドなアンテナ」を女性名風に略したものである。 司会は、関東を活動拠点とするラサール石井と関西を活動拠点とする円広志の2人が担当。ほか、歴代の女性アシスタント1人とWAHAHA本舗所属のタレント勢がその脇を固める形で出演していた。この番組にゲストで訪れる芸能人は、柳葉敏郎、甲斐よしひろ、スターダストレビュー、平松愛理、鶴久政治、風間トオルといった全国区で名が知られた人物ばかりで、中京圏のみで知られるローカルタレントが出演したという例はほとんど無かった。 当初はラサールたちが取材VTRやアンケートの集計結果などを基に、視聴者にアフター5の生活プランを提案するという主旨で行われていた。しかし、キワモノ芸を得意とするWAHAHA本舗のタレント勢をレギュラーに抱えていたこともあり、番組は徐々にバラエティ番組色が強くなっていった。司会のラサールと円も被り物や変装をしながら番組進行をすることが多くなっていったが、それでも一応OL層をターゲットにした毎回の企画の方針は遵守されていた。また、当初は生放送だったが、途中からラサールたちのスケジュールの調整が難しくなったことや、バブル崩壊の影響から全社で行われた予算削減対策などの煽りを受け、放送後期では2週に一度、生放送のある日に次週放送分も収録する1本生・1本収録のスタイルを取るようになった。これ以降、同日曜22:30枠の情報番組群(『P.S.愛してる!』→『PS』→『PS三世』)は全て収録で行われていた。 オープニングテーマは、1987年に発売された原由子(サザンオールスターズ)のソロ作品「あじさいのうた」。この曲は最終回まで使われ、番組の代名詞的な存在となった。ただし、番組宣伝CMにおいてはそれ以外の曲をBGMに使うことが多く、1992年2月の番宣では円広志の「大阪かい神戸かい」を、同年8月から9月までの番宣ではハイ・ファイ・セットの「ときめきより速く」を使用していた。オープニング後の提供クレジットでは、小森田実の「スウィート・マイ・ガール」をアレンジしたものが流れていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヴィヴィアン (テレビ番組)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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